2019年11月下旬。
築30年の実家@福島県のお風呂や洗面台(脱衣所)がボロボロでひどい状態でしたので、リフォームに踏み切りました!!
その際にネットでリフォーム依頼〜契約できる「リノコ」という業者を使ったので、感想や実態をまとめました。
はじめに
ゲームで有名な「グリー株式会社」の子会社である「リフォームのリノコ」。完全にネットで申し込めるとあって、お手軽ですが、値段は?対応は?安心して頼めるの? などなど、お願いするにあたって不安はたくさんあるかと思います。
ということで、リノコでリフォームする際の流れやビフォー・アフターを紹介していこうと思います。
リノコについて
リノコは、リフォームの依頼をインターネット経由で受け、全国各地にある提携の工事業者に下請けとして依頼します。
私が事前にwebで見た評判は、「提携業者が最悪」(※タバコが、態度が、技術が、、、という点で。)
なので、どうしても対応する業者に当たり外れが出ていてしまうように思えました。
訪問見積もり段階で、作業員の方とお話しし、信頼できなさそうであれば、契約しないようがいいかと思います。
リノコはある程度安い価格で提案してきますが、大手業者でない現地の業者であれば、同価格かそれ以下で対応してくれる可能性があります。
リノコのスタッフは直接現場を見に来たり、細かい技術のことは全く知らないので、現場スタッフの方が信用できそうであれば、問題ないかと思います。
結論:リノコの評価
「リノコ」については、私の評価は最悪です。
一次受けとして仲介する意味がわからない!!あれでマージンいくらとってるのか???
と思い出すだけでイライラします。
もしかしたら担当者によるのかもしれませんが、私が感じたマイナスポイントを挙げます。
・担当者の専門知識がない
・カタログ等の情報もリノコ側からはなにも提供されない
・返事/対応が遅い(今回は消費税8→10%の増税があったのに。。)
・情報はほぼ担当者依存で、その担当者の休みが多い。
それでも今回リノコを選らんだ理由は、
・見積もり訪問時の現地スタッフの方の対応がととても良く、「この方にお願いしたい」と家族とも話して感じたので。
・まあ、仲介しても安い(許容範囲)の見積もりで対応してくれるから。※まあいっか、ってやつ。
<注意点>
口コミで聞いたのですが、見積もり・契約価格は”確かに”安い!”。
でも、「追加工事なし」の場合のみです。築30年の家のリフォームですよ?
浴室なんかは湿気や水漏れを起こしていれば、見えない部分の追加工事は避けられないのがほとんどのようです。
リノコは追加工事については「やってみないとわからない」という条件で契約し、実際に工事を行って、床を外してみたら・・・
「追加工事しないとダメでしょ!」→追加料金高めにとるよーーー❤️
ということで、ここの部分を高めの値段でもっていくことが多いようです。
ウチは、追加工事なし(※正確には現地業者の方が親切にどうするか相談してくださり、やらなくていいようになんとかしてくださいました)のため、契約料金の通りでできました。
このやり方は、、、安い海外旅行のツアーに行ってみて、現地で高いツアーやお土産料金でお金をとられるパターンと同じですね。。。
多少高くても信頼できる業者さんにお願いするのがなによりかと思います。
見積もり:費用はどのくらい?
だいたい定価の半額以下にはなっていますね。工事費込みで。
消費税10%、工事費込みで158万円でした。
クレジットカードは一括のみ(VISA、Masterのみ)ですが、利用できる点は嬉しいですね。
私は、ANAマイラーなのですが、今回愛用のソラチカカード(JCB)が利用できないため、TOKYUカード(Master)を作成し、これで決済しようとしましたが、作ったばかりだと、カード上限額を100万円までとされてしまい、利用不可に。。。
リノコと相談し、浴室120万円・洗面所38万円と契約を分割してもらえたので、38万円分をクレカ決済に、残りを口座振込みで支払いました。
クレカ上限額を引き上げられる場合は、全額カード払いが断然お得です!!
工事契約〜完了までの流れ
見積もり依頼をした時から、顧客専用のマイページが作られ、そこでステータス管理がなされます。
見積もり・規約の確認&承認、費用の振込み状態やリノコからの連絡、すべてWebの専用ページで確認するようになっています。
リフォーム前の状態(Before)
築30年のタイルの浴室がこちら↓↓


タイルはところどころ取れて、応急処置をした跡やアルミなどで隠した箇所が多数あり。
入り口の折戸は壊れてぶらんぶらんになったまま5-10年は経過してるかな笑
なにより3年前から電気がつかなくなり、アウトドア用のランタンで入浴していました。※よくこんなになるまで放っておいたな笑
→工事時に見てみると、電気の配線が水漏れや経年劣化により故障していたに留まらず、電球の中に水が溜まっていたそうな・・・重症w
最近の浴室はほとんどユニットバスなので、床もひんやりしないと思いますが、寒冷地である福島は、特に冬、冷たーいタイルの床や壁は苦痛なのです。。。
そして、「脱衣所&洗面台」がこちら↓↓

ここの何が問題って、、、水道の下がひどい水漏れを起こしており、
タオルのかかっている箇所のドアを開けると、ひどいカビに加え、台は抜け落ちています。。。苦笑 5年ほど前からかなー。
右下の引き出しも、レールが取れてしまい、上手く引き出しが開きません。
水道もアームが伸びず、水の出口からも水漏れ。
これは誰が見ても早急なリフォームを!!!と思いますよね笑
リフォーム後の状態!(After)
早速、一番気になる前述の写真がどうなったのかをご紹介します。
まずは「浴室!」


選んだのは、TOTOのサザナ Tタイプ⭐️
蓋も軽いし、シャワーも軽くて大きくて使いやすいです。
福島は寒冷地で冬はとても寒いのでオプションで付けた、天井の暖房乾燥機がとても重宝します。洗濯物の乾かせるし♪
失敗した点は、、、グレーのアクセントパネルが正面でお願いしたつもりが、横になっている。(ほとんど窓でぜんぜんデザイン見えないじゃん!!)
浴槽の横幅が狭い・・・※縦の長さしか気にしてなかった・・・。マンションの浴槽より、前の古い浴槽よりぜんぜん小さいのが不満。
あと排水が遅いし弱い・・・これは工事の問題かなー。?お風呂を洗った時、普通に水が3−5cm溜まる。
電気も1つだとちょっと暗め。
そして「脱衣所&洗面台」


こちらは、リクシル社のピアラ。
横のキャビネットも45cm幅のものをオプションで追加しています。
クリエダーク色のキャビネットはとても高級感があり、引き出しの滑りもいいです。
洗面台は、90cm間口と広くして、高さも85cmと高めの設定にしました。
この製品の残念だと思う部分は、鏡の収納がちょっと安っぽい。軽いプラスチック素材で、収納できる奥行きも5cm程度なので、入れられるものが限られるかなー。
最低限ティッシュを入れる収納は鏡面についているとbetter。
さいごに
やっぱり新しくなると気持ちがいいですね!!
特に福島は冬とても寒く、タイルの床は冷たい・・・・・
小さな子供がいる親としては、使い勝手が悪いととっても気になってしまいますよね。両親も高齢になってくるし。
今回は、現地業者の方に、とても良く対応していただきました。
リノコにお願いするか否かは、まず見積もりを頼んでみて、信頼できる現地スタッフの方が来てくれたり、リフォームでお願いしたい製品が決まっている場合には、いいかもしれません。
リフォームを考えていて、リノコという業者が気になっている方へ、少しでも参考になれば幸いです。
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